日本唯一の靴づくりの公共職業訓練「製くつ科」

日本唯一の靴づくりの公共職業訓練「製くつ科」が東京にあります。

昨年6月の豊岡視察に続いて、その東京にある「製くつ科」にも視察でお伺いさせていただきました。「製くつ科」は1年間の職業訓練で、東京都立城東職業能力開発センター 台東分校で実施されている40年以上も続く伝統あるコースです。「履物」の日本での中心的な場所となる浅草にその学校はあります。日本の中でもここにしか公共職業訓練としては存在しないので、毎年全国からたくさんの方が集まって、結構な倍率になるそうです。

【東京都立城東職業能力開発センター 台東分校】
https://www.hataraku.metro.tokyo.jp/vsdc/taitou/index.html

とはいえ、「公共職業訓練」ではない、民間運営の靴の学校は他にも大阪や神戸など、いくつか存在しています。今回のシューカレッジの「靴職人養成講座」も「公共職業訓練」ではない一般の職業訓練となります。

もちろん業界の組合が主催しているので公的な性格はあるのですが、制度的な違いがあります。公共職業訓練を受講する場合に、失業保険の給付が前倒しされたり、条件次第で「職業訓練受講給付金」という制度が使えたりということがありますが、「靴職人養成講座」は公共職業訓練ではないのでこういった制度は使うことができません。逆に言うと、元々失業保険の給付を受ける場合になっていてもそれを妨げるものでもありません。そのあたりの制度的なことについても、お気軽にお問合せくださいね。

最後の2/12(月・祝)の説明会はたくさんの予約が入りはじめてきました。お申込みはぜひお早めにお願いします。

「靴職人養成講座」第2回説明会終了しました!

シューカレッジおおさか「靴職人養成講座」の第2回目の説明会が終了しました!

2回目の説明会は合計4名の方にご参加いただきました。ありがとうございました!

適性について

今回は、受講希望者はもちろん、就労支援をされている方の参加もありました。

相談を受けている方に、ものづくりの仕事に興味があるという方がおられるということで、

これから新たな道を踏み出そうとする方をサポートするという側からの視点でも

たくさんのご質問をいただきました。

前回の説明会でも出た質問でも

  • 適正はありますか?あるとすればどんなことでしょうか?
  • 器用じゃないとだめなんでしょうか?

という質問が出ました。

講師の福井さんいわく、

「これまでたくさんの方を教えてきましたけど、

向いてないと感じるような人はほぼいなかった」

ということでした。

器用さにはもちろん人によって差はあるけど、

ある程度トレーニングすればだいたいの人はそれなりにできるようになるようになっているので

事前に適性があるとかないとかはあまり気にしなくていい、ということでした。

こういった手仕事でのものづくりの仕事が未経験の人でも安心してチャレンジできそうです。

遠方からの参加について

あと今日は中国地方に在住の方の参加がありました。

通える距離ではないので、引っ越すつもりで受講を考えてくださっているそうです。

その場合に「住む場所を探す」ということを考えなくてはなりませんが、

その点についてもできる範囲ではサポートさせていただきますので、

お気軽にご相談ください。

具体的に不動産を紹介することはできませんが、

土地勘がないとどのエリアを選ぶかなども難しいと思いますので、

家賃の予算や、交通手段、夜間のアルバイトの予定などをお聞かせいただければ、

条件に合いそうなエリアをいくつかご提案するくらいのことは

お手伝いさせていただけるかと思います。

さて、次回は2/12の13時~で予定しております。

次回で説明会は最後となります。既に5名ほどご予約いただいておりますので、お早めに。

万が一ご都合つかない場合はお気軽にご相談くださいませ。

かばんのまち「豊岡」

かばんのまち「豊岡」、みなさんご存知でしょうか。

4月のシューカレッジおおさか開講に向けて、

ちょうど1年ほど前から準備を進めていました。

そんな中で昨年の6月ごろに実行委員会のメンバーで豊岡へ視察へ行ってきました。

豊岡は鞄、大阪は靴。

作っているものは違うのですが、

この豊岡では全国的にも有名な人材育成の取り組みがなされているんです。

それは何かというと「学校」です。

鞄の職人の養成をする学校(1年制)があり、

そこが地元の鞄産業と密接に結びついているんです。

卒業後はメーカーに就職したり、独立したりと産業の担い手となります。

また学校に併設してショップがあるので、

そこで地域ブランドの認定を取った鞄の販売であったり、

周辺に関連する店舗を集めての「鞄ストリート」というエリアを作ったりと、

学校を軸にして産業と地域の振興を図る一大プロジェクトとなっています。

【Toyooka Kaban Artisan School】
http://www.artisanschool.net/

シューカレッジが目指したいのもまさにこういう姿!ということで、

学校を見学させてもらいながら、色んな施設を見せてもらいました。

いよいよ4月からスタートするシューカレッジでも、

こういった先進的な事例から学ばせてもらった新しいノウハウを

少しでも活用していければと思います。

靴の学校「西成製靴塾」

今日はシューカレッジと同じ靴の学校「西成製靴塾」にお伺いしてきました。

靴づくりを学べる学校は全国的にもほとんどありませんが、さすがに革のまち。

西成製靴塾は歴史もあるスクールで、現在21期生の方が靴づくりを学ばれています。

日がよく入る部屋でいい雰囲気の教室です。

そんな西成製靴塾さんでも現在4月からの22期生を募集中です。

西成製靴塾は期間も1年間とかなり本格的な学校で、

特に手縫いの技術にこだわってしっかり教えてもらえるので、

自分で工房を持って1つ1つオリジナルの靴を丁寧につくっていきたい

「作家」的な方向を志望される方には特にオススメです。

一方でシューカレッジはオリジナルにこだわりはないけど

コツコツとしたものづくりの仕事にチャレンジしてみたいという

「職人」的な方にオススメです。

このあたりは両方の説明会なんかでも詳しく知ることができます。

靴の学校という点では

ある意味ライバル関係でもありますが(歴史が違うのでおこがましいですが苦笑)、

このシューカレッジには西成製靴塾の事務局の方や講師の方も運営に関わっていただいていて、

一緒にこの業界を盛り上げようと手を取り合ってのプロジェクトです。

それぞれ特徴も異なるので、靴づくりに興味ある方はぜひ両方チェックしてみて、

自分に合いそうなコースを選んでくださいね!

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西成製靴塾
靴職人を目指す塾生(第22期生)募集中
https://www.facebook.com/nishinariseika/posts/1804531863172920
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靴職人養成講座の講師のひとり、福井さん。

靴職人養成講座の講師のひとり、福井さん。

まだ30代後半ながらも経験豊富な職人さんです。

技術もさることながら、専門学校で講師の仕事も長年されているので、

職人さんが比較的得意ではない「教える」ということも得意という、珍しい職人さんです。

おだやかな雰囲気の福井さんですが、

この仕事や業界に対しては人一倍熱い想いも内に持っています。

昨日の説明会でも、1つ1つの質問に丁寧に答えてくださったのが印象的でした。

これまでにカリキュラムや教材づくりの打ち合わせもたくさんしていますが、

受講生にとってこの先ちゃんと役に立つ技術を学べるか、

また業界にとってどうしていくべきか、

そんなことを福井さん流に入れ込んだカリキュラムが出来上がっているんだな

ということを、改めて感じました。

残すところ説明会はあと2回。

1/31の夜と2/12のお昼です。ご予約、おまちしています。